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2017.10.21
お知らせ
斎藤清
先日お知り合いの方より「ムンク&斉藤清」のチケットをお譲り頂きました。
会津の方でしたらば、一度は目にしたことのある画家だと思います。
懐かしい会津の風景を描き、特に「会津の冬」は人気があります。
会津の景色のほかにも、柳津町の斎藤清美術館には鎌倉、京都や猫などを描いたものも見ることができます。
斎藤清は会津坂下町に生まれ、4歳の時に父の仕事の都合により北海道の夕張へ移住しました。
幼いころより童謡を作って雑誌に投稿したり、イラストを描くことを好み、小樽の看板店「広告研究社」に入社しました。
1931年24歳の時に上京し、宣伝ポスターの仕事をしながら油絵を独学で勉強しました。
1936年29歳の時に安井曽太郎の木版画「正月娘姿」にインスパイアされ、独学ながら木版画製作に取り掛かりました。
すると同年第5回木版画協会展にて、初めての木版画「子供座像」「少女」を初出品、初入選を果たします。
1948年41歳の時、東京目白旧徳川邸にて開催された第1回サロン・ド・プランタン展に出品した「ミルク」がトップ賞を受賞。その後この展覧会はアメリカ各地をツアー。
1951年第1回サンパウロ・ビエンナーレ展に木版画「凝視(花)」を出品。
在サンパウロ日本人賞を受賞。さらに1952年、1955年にはアメリカにて「斉藤清と彼の仲間たち展」「現代日本版画三人展」など開催され、ニューヨークタイムスに絶賛されました。
斎藤清は日本の伝統表現に、西洋の近代造形を取り入れたオリジナルな木版画技法。
斎藤清の作品は国内より海外が先行し、評価の逆輸入といった形で日本での評価が高まり、1955年に文化功労者に顕彰されました。
そして、1997年享年90歳にて永眠されました。
2017年は斎藤清没後20年、柳津町にある斉藤清美術館開館20周年となりました
その記念イベントとして、駐日ノルウェー大使館支援のもと、特別企画展「ムンク&斉藤清」を開催することとなったようです。
10月29日まで開催されておりますので、お時間のある方は是非♪
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